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たくさんの茶匠と史跡に出会える地区。

藤川(元藤川・東藤川)

ふじかわ( もとふじかわ・ひがしふじかわ )

藤川の歴史をたどる。

 

川地区は、最もお茶が盛んな区であると言わせて下さい!

 

昔から、他の所は終わっていても、藤川地区だけでは夜中まで茶工場の灯りがついていたと言われるほど、藤川はお茶に熱心だったそうです。

 

お茶屋さんも十何件とあります。その中でも無農薬のお茶にこだわる高田農園さん、町内最高品質を誇るお茶を作る相藤園さん、松島園さんなど、茶匠が本当に多く集まっているのです。私も今年、藤川地区に茶工場がある、藤川製茶協同組合さんの方で2週間ほどお世話になったり、相藤園さんや松島園さんの品評会用のお茶を摘ませてもらったり、高田農園さんに若葉のふるさと協力隊の活動に同意してもらい、一緒に活動をさせてもらったり。本当にお茶の関係でお世話になりました。

 

 

 

んな藤川区、実は史跡がたくさん。藤川区の高本さんの作った地図だと、30個も!? 

その中からいくつか行けるところを回ってみたので、紹介します。

 

 

 

ずは、28番の八幡神社。案内してもらい、車は通ったところのある道で停車。

こんなところに?と思って、ふと左側を見ると、長い階段が!!!八幡神社への入り口でした。

なんだか、普通の神社と違います…。 

祭典の時に使う、隣の会場と、くっつけたそう(笑)

八幡神社の後ろにも、小さなほこらがありました…

神社の上から見た景色。後ろに見える山は、尾路久保へ行く道が昔はあったそうです。

その尾路久保への道案内のための観音さんがこれ。(⑨番)この茶畑の向こうが道だったそう。

次は②番の法神の松。 高田農園さんの茶畑の近くにあります。林道をずっと登っていきます。。

びっくり!!

めっちゃでかい!!!

ただ、この近くには、オオカミにかみ殺された人の話も残ってたりします・・・。今もこの辺は、鹿・猿・ウサギ・熊も出るみたいです(゜゜)!!

続きまして、19・20・21番の「柏木観音」「慈眼山観天寺」「6地蔵」へ。

 

柏木観音の柏木さんは、民話「恋の代」に出てくるヒロイン。死別した夫を思い亡くなった柏木をかわいそうに思った人たちが

作ったものだそうです。

観天智は曹洞宗のお寺です。

 

創建は1829年らしく、もともとの場所から、明治6年に寺社統廃合によってこの地にきたお地蔵さんらしい。

この観天寺の道しるべで作られたのが、22番の馬頭観音。石仏の頭の上に、馬の頭が重なっているのが面白い、けれど、これは馬の災難を嘆いて、その供養の意味も込めて、明治4年に建てられたそうです。このような馬頭観音は、町内にも13あるそうです。

後は24番の「あんけんさん」。昔々、あちこちを旅してお経をあげているお坊さん(あんけんさん)がこの藤川の地に来たとき、お坊さんの体中におできができてしまったそうです。もうこのおできが治らないと知ったあんけんさんは、穴の中で自分のようにおできで苦しむ人がないことを願い、お経をあげながら25日過ごし、生き仏となったそうです。 その後、おできがきれいに治ることを願い、町の人は祠を建てました。その祠は今も藤川の地に残されています。

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