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下泉(下泉・小嶽・横郷・塩郷・中河内・原)

 

泉から山へ進むこと約4キロ。やっと小竹の集落が見えてきます。

 

正式な名前は小竹ではなく小嶽。下泉に含まれる地区。住んでいるお宅は6件。

そのうち半数の3件は1人暮らしの方です。昔は片道1時間半かけて、徳山の中学校まで歩いて通っていたそうです。平らな明るいところの1時間半じゃなくて、山道の1時間半。

 

今じゃあ、考えられないなぁ。

 

ここの天神さんは、歩いてこんな高いところにあります。その近くに咲いているのは!!!なんと70本ほどあるそうです。 なんで梅なんだろう・・・。そう思っていたら、後日、ここに祭られているのは菅原道真だということを聞きました!! なるほど!!たしかに福岡の大宰府天満宮の花も梅ですね。ちなみに、(もちろん!?)学業のお祈りをするとよく効くそうです☆ 

 

小竹はどんなところ??聞いてみると、呑兵衛が多くて、他と同じで、昔からお茶が盛んな地域だったよ。と教えてくれました。好きな所は?と尋ねると、夏場は涼しくて扇風機がいらないくらいだということ。確かに、山にずっと入っていくので、体感気温は小竹に来てからの方が寒いなぁという印象を受けました。

とっても広い地区!!! 小竹・下泉地区を中心に。 また、塩郷の吊り橋は有名。

小嶽神社

70本の梅の木

小嶽の町並み

しもいずみ(しもいずみ・こたけ・よこごう・しおごう・なかのこうち・はら)

泉ということで、不動の滝も案内してもらいました。ここには不動明王が祭ってあります。偶然水汲みに来られていた方にお話を伺ったところ、大井川を挟んで、昔は武田と徳川が戦いをしていたのだと。そして、戦いで人を斬った刀を、こういった川で洗ったのだということです。不動明王なんかも高いところにあるけど、それはこういった戦で亡くなった人を畏怖して建てられたといういきさつもあるそうな。

 

して、この不動の滝の上流には「わん渕」という民話も残っています。不動の滝の上には小さな水たまりみたいな渕があるらしいです。昔々、このわん渕に「お椀を○○個ください」とお祈りをすると、翌日にその分の数だけお椀が浮いていたそうです。そしてそのお椀についだおっしい(お味噌汁)は、すごく美味しいものだったとか。使ったお椀は、またこのわん渕に返しにいきます。

 

しかしそれを自分のものにしようと、ある時、お椀を持っていったまま返さない人がいたらしい。すると、それからお椀はいくらお願いしても浮いてこなくなったということです。 このわん渕に今も行けるのか尋ねてみたところ、小竹から不動の滝の上に登る道は残っているけれど今は荒れてしまっていて、とても行けないと伺いました。残念だな~。

らに、川根本町で一番長い吊り橋、「塩郷の吊り橋」がここにあります。若葉のふるさと協力隊で来てくれた大学生に「魚の骨みたい!」と形容されました(笑)

 

それくらい足元が少し怖いし、吊り橋自体も長いので、高いところが苦手な人はおススメしません・・・。

 

でもこの吊り橋、上手く時間が合えば、下をSLが通って行くのを見ることができます。その時は、SLの煙を体に浴びないようにご用心!

後に、下泉で忘れてはいけないのが、「食と遊びの三ツ星村」!!

 

川根本町唯一のNPO法人『かわね来風』さんが運営されてます。キャンプ場の運営、高齢者にお弁当を宅配するママ宅の運営、スポーツ活動の運営と、とにかく幅広く活動されてます!!

 

とにかくウェルカム精神がすごいの!!

そして浜谷さんを筆頭に、みんな明るくて元気。

この写真に写ってるばぁばは、本当に元気。(笑)

何でできてるんだろう・・と思っちゃう(笑)

 

ぜひ、このばあばにも会いに、行ってみてください!

大根そばも美味しいよ♡

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