千頭西・千頭東
にぎわいのある、ダイラボッチの伝説が眠る場所
今回は、千頭西と千頭東、まとめて紹介させていただきました(゜_゜>)
千頭の西と東の境目は、だいたい千頭診療所があるところで分けられるそうです。
目安としては、千頭東が役場の支所や千頭駅があるところ。 そして千頭西が魚惣さんや電気屋さん、治山センターがあるところって教わりました。
千頭と言えば、大井川鉄道の始発・終点にもなっていて、さらにアプト式鉄道の始発・終点にもなっている千頭駅があります。そのこともあり、他の場所と比べると、観光客の方でにぎわいがあります!(^^)!ちなみに、上の写真の青い車の横の建物が川根本町の観光協会です。 川根本町の見どころを詳しく教えてくれます☆
また、駅の右奥には、音に親しむ道の駅、「音戯の里」もあります\(^o^)/
今回そんな千頭の見どころを聞いたところ、
★千頭西の会館のあたりに何かがある。
★役場の向かいの山の高台に像が立っている。
という情報をいただいたので、行ってみることにしました(*^^*)
まずは支所の向かい側の山から。
役場の総合支所!!
中も新しくて、木の素材で
温かい感じです\(^o^)/
左の写真の下に見える、白いトタン屋根の横を通っていくと、こんな階段に出会います。そこを登って行くと・・・・・
銅像あったーー!
この人は、中村圓一郎さんという方で、現在も通っている大井川鉄道の開通に力を尽くした、初代の大井川鉄道取締役社長だそうです。大井川鉄道は山あり川あり、地質もよくなかったため、稀に見る大工事だったとか。そんな中、鉄道開通に尽力した中村さんを称えて建てたのがこの銅像らしいです!
続いては西の会館へ、いざ!
会館まで行く道は、
私の好きな小道でした!
上まで登って
振り返ってみたところ。
もう少し、治山センターの看板を頼りに登って行くと、階段が!! もしやここ?
ビンゴでした☆ 広ーいグラウンドの端に2つ、お墓のようなものが。
これが何かと言えば、泉頭四朗兵衛の碑とあります。
この人ついて調べたところ、榛原のデータベースに載っていたので、コピペさせてもらいます(>_<)
泉頭四郎兵衛(せんずしろうべえ)は菅原道真公(すがわらみちざねこう)と同罪によってこの地に逃れてきたといわれ、 山野を開拓した優秀な人物でした。徳川家康公が甲斐(かい)に進攻の途上で兵糧(ひょうろう)が尽きたときも手厚くもてなし、後に御朱印(ごしゅいん)付きの恩賞(おんしょう)をいただいたと伝えられています。
~泉頭四郎兵衛について伝えられているお話~
昔、千頭村の郷平(ごうのだいら)という所に、泉頭四郎兵衛という人が住んでいました。
四郎兵衛はこの土地の有力者で、村人の面倒もよくみていました。
この地域では水田もなくお米がとれなかったので、荒地を耕したり山の木を切って
畑にして作物を作る「焼き畑」という方法で飢えをしのいでいたと思われます。村の中心人物であった
四郎兵衛は、自ら率先して働きました。 このこともあって駿府の役所から大いに認められ、
駿府の町にも屋敷を与えられ、この地域の八ヶ村(はっかそん)・千頭・奥泉・崎平・梅地・藤川・岸
・田代・青部の郷士に取り立てられました。彼は出世してからも、村人から大変親しまれたということ
でした。
あんまりいろいろな人に慕われているから、「泉頭」が今の地名になってる「千頭」の名前の由来なのではないか、という説もあります\(^o^)/
その他の見どころとしては、写真左から、「秋葉常夜灯」「神田組駐車場前の梅」「遊歩道にもなっているトンネル」などが挙げられます\(^o^)/
常夜灯については、歴史の「秋葉小道」をチェック☆
梅も、見事な濃いピンクで、圧倒されます:)
トンネルは名前がめっちゃカッコいい!!!
千頭隊道・・・(笑)
毎年クリスマスのころになると、有志が集まり、
このトンネルから常夜灯のあたり、さらに常夜灯から
中部電力のあたりまで、「千頭のあかり展」を行います。
道いっぱいに手作りのあかりがずらっと並び、とっても
綺麗です\(^o^)/
ぜひぜひ見に行ってください!!
そして、忘れてはいけないのがこれ!!!
すごい形だと思いませんか??
これは、川根本町に伝わる民話に出てくる大男、ダイラボッチが作ったものとされています。
詳しくは、民話のページをチェックしてみてください!