川根茶手揉保存会
川根茶手揉保存会は、平成24年で50周年を迎えました^o^
おっと、川根茶手揉保存会というのは、文字通り、お茶を機械で作るのではなく手揉みの方法でお茶を作り、それを継承していっている方々です。
私は着任して日が浅いうちから、手もみ保存会の皆さんと一緒に、月に1回練習させてもらいました。
場所は農林業センターの交流館でヽ(^o^)丿
茶工場で見た蒸しから揉みあげるまでの工程は、全てこの手もみの方法が基本となっています。だから、これは機械で言ったらどの部分の工程をやっているのか、というのを考えながら練習できたので、とても面白かったです。
聞けば、皆さん様々な外国に行って手もみを披露してきた経験があったり、大会で賞をとったり。すごい方たちばかり。そんな方たちと一緒に手もみの練習ができたのは、本当に光栄だったと思います。
でも、見るのと実際にやるのとは全然違いました。手使い、順番、体の使い方、全てが初めてで、何度教わっても同じように上手くできなくて、こんなに悔しい!って思ったことも川根に来て他にないかも(笑)
お茶の手もみと言っても、全国に様々な流派があります。この川根本町で行われているのは川根揉切流。先代の中村光四郎さんという方が創案されました。川根茶の普及も行った彼の偉業をたたえ、顕彰碑も藤川区に建っています (彼は藤川区の出身なんです!)
写真は若葉のふるさと協力隊が来たときに、手もみを教えてもらった時のもの!! みんな難しい~っていうのをすごく言ってました。やっぱりプロはすごい!!
それでは!!どのようにお茶が作られるか、見ていきましょう♪
丁寧に積んできたお茶を・・・
蒸します!!
蒸す時間もきっちり計るの!!
蒸されたお茶は、すぐに冷まします:)
蒸されたお茶は、すぐに冷まします:)
蒸した後は、葉振い、回転揉み、揉み切り、転繰揉み、こくり の段階を得て、
乾燥させて完成です!!!
上の写真は、左から、回転揉み、揉み切り、こくりの様子です。
左の写真は青い緑の葉っぱだったのに、右に行くと、いつも飲むお茶っぽくなってきます。
人の手で、これができるって、すごいことだと思います。